2013/02/16

結婚から結魂へ

ひなまつりに寄せて

日本神話の中で、伊邪那岐神(いざなぎのみこと)は黄泉(よみ)の国へ伊邪那美神(いざなみのみこと)を追っていかれます。
しかし、黄泉の国での伊邪那美神のお姿があまりにもひどいもので、その事に驚いた伊邪那岐神は無我夢中で黄泉の国から逃げておしまいになられます。

そして、伊邪那岐神は次々と神々をお授かりになられます。伊邪那岐神は男神様です。つまりこの神話は、現世は男性性優位の世であることの暗示のように思われます。

現代は男性性優位のエネルギーで成り立っているということです。結婚制度も同じエネルギーの中で成立しています。結婚といえばまず結婚式ですが、女性は白無垢を着ますね。これは女性の死を意味しているとの事です。つまり実家から婚家に嫁ぐという時、女性は一度死ぬというわけです。そして婚家の色に染まりなさいという事らしいのです。

しかし嫁いだ後、様々な問題に女性はぶつかります。価値観の違いに戸惑ってしまう事は多々あります。家庭の中のエネルギーも男性優位であった場合、夫のサポートがなければ婚家での暮らしは大変な忍耐を必要とする事になります。長い年月の中では夫婦間にすでに愛は無くなってしまっている場合もあるでしょうけれど、経済的理由のためだけで我慢をしている女性も数多くいる事でしょう。この男性社会において、母親一人で子供を育てるのは大変な事ですから。
 
先ほどの神話の中におきましては、伊邪那岐神と伊邪那美神は調和なされる事なくお別れになったままです。神話の中に調和は訪れていないのです。この事も今の世の暗示の様に思います。世の中の最小単位である夫婦の世界に調和がなければ、世の中に調和が訪れる事などありませんね。

「アミ 小さな宇宙人」という本の中で、アミが地球人の結婚生活に驚く場面があります。アミの星では愛が基本法だからです。愛の無くなった夫婦が一緒に住むことなど考えられないからです。アミの住む星の結婚は「結魂」なのだと思います。魂と魂が結ばれる事だと思うのです。同志的結合なのだと思います。そして「志」が変化してきたら自然と離れ、また別の志を同じくするパートナーと出逢い魂の向上を目指すのです。いつの日か地球もその様な星の仲間入りをすることでしょう。最小単位の夫婦が調和する事が何よりも大切なことです。
地球のためです。
女の子のおまつり、“ひなまつり”が近づいてまいりました。女性が幸せな世は男性も幸せな世だといえます。家庭の中で「私は守られている」と感じた女性たちは、どこまでも男性を大切に思い感謝するものなのです。“ミロクの世創り”の同志で結魂できたら、こんなに幸せな事はありませんね。
「結婚」から「結魂」へ。

今日はこんな事を考えてみました。
同志の方々と結ばれますこと、心より祈っております。
お読み頂きありがとうございます。