2013/03/31

宇宙の森で学ぶこと その4 「子育てについて」

“宇宙の森”での学びの中で最も大切にしたい事は子育てです。赤ちゃんにとって一番必要なものは母の愛であり、赤ちゃんに愛を与える時に大切な事は母の心の安定です。母の心の安定には夫の愛がとても必要になってきます。妻の不安を慰め、励まし、力づけて安心に導くことが夫の最大の役目なのです。この事さえ夫が心がけて下されば、妻はたくさんの愛を子供に与える事ができます。

「イクメン」などという言葉が流行しておりますが、ミルクを与えたりオムツ替えを手伝うよりも何よりも、“妻の心の安定”に心を配ることが大切な事なのです。赤ちゃんがまだおなかにいる時からこの事を気をつけて頂きたいと思います。おなかの中の赤ちゃんに話をする事、絵本を読んであげる事、音楽を聞かせてあげる事など、とても大切なことなのです。
赤ちゃんがおなかにいる間は皆天才だといわれています。十月十日という日々はとても大切な時間なのです。声を一杯かけられた赤ちゃんはとても心が安定していますので、必要な時しか泣かないとも言われています。とても楽しい育児になります。

胎教の大切さは子供が授かる前に学んでおくべき事だといえます。胎動を感じるようになったら、赤ちゃんと会話を楽しむことが出来ます。まず、おなかに手を当て「ここを蹴ってごらん」と言います。触れた位置を蹴るようになったら会話が楽しめます。色々な事を質問してみると楽しいですよ。胎児の時からしっかりとコミュニケーションがとれていると、誕生後もとても親と子の心の絆が深まるといわれています。

赤ちゃんの時から絵本を読んであげるのはとても良い事だといえます。日本の昔話は、日本語で書かれた聖書だともいわれており、昔話の中には心の教えがたくさん入っています。
二歳の頃までの赤ちゃんは、お母さんに抱っこされたり、おんぶされたり、遊んでもらったりなど、スキンシップをする事によって愛情を確認します。

二歳を過ぎるとお母さんの姿が見えなくなっても少しづつ遊べるようになってきます。それはお母さんの愛情を「心」で知るようになるからです。しかしまだ長くは遊べません。不安になったり危険にあったりするとすぐにお母さんを求めます。そんな時抱きしめ励ましてあげると、暖かく見守られている事がわかり、また勇気を出して遊びに出ます。こうして「心」と「心」の結びつきが強くなると、遊ぶ場所もより遠くへ広がり、長い時間遊べるようになってきます。

なんでも自分でやりたがる反面、いきなりお母さんに抱きついて離れない事がよくあります。まだ不安で一杯なのです。お母さんに抱きしめられることによって愛情を確認し不安を解消して自立心を強めてゆきます。充分なスキンシップのもとに豊かな愛情で結ばれていれば、反抗も少なく多難な二歳代を楽に乗り切る事ができます。
この時期は、何でも自分でやってみたいという時期なので、「お母さんのお手伝いができた!」とか、「みんなに喜んでもらえた」という充足感や満足感を味わい、「ありがとう」と褒められる事がとても嬉しいのです。ですから、精一杯ほめてあげることはとても大切です。

お母さんやまわりの人達の優しさあふれる言葉によって、幼い心はますます輝いていきます。
「三つ子の魂百まで」という言葉がある様に、この時期に、褒めて、認めて、愛するという事がとても大切なこと、三つ子の時期にたっぷりとスキンシップをする事が大切です。それは一生を左右するくらい大切だという事を、先人は教えてくれていたといえます。親はわが子を一人前に育てる義務があります。これは人生の中の何ものにも優る大事業です。

子供は、まず親から人間の心、人間としての行き方、人間らしさを学び、習得します。親がいつもイライラとして怒鳴ったり叱ったりすることが多ければ、子どもは寡黙になったり愛情不足によって狂暴になったりします。そのくらい親の影響は大きいのです。そして、子どもは絶えず親に気に入られようとしています。また、そういう意識が強く働いています。親が「この子は悪い子だ、困った子」と思っていても、子どもの方では親に気に入られようと思って一生懸命なのです。「気に入られよう」 という心は 「認めてほしい」 という人間の基本的欲求なのであり、これは年齢に関係なく色々な型で出てきます。それを親の一方的な考えで無視したり、禁止や制止したり、気づかれなかったりする事で意欲を無くしてしまいます。

気に入られようとして行った行為には、その場でまず「ほめる」ことです。「ありがとう」「よかったね」「よくできたね」といった褒め言葉がいつも出るように心がけたいものです。そのように接すれば、子どもからも「ありがとう」の言葉が生まれ感謝の心が育ってゆきます。

もう20年ほど昔のことですが、子供が三歳の頃、「子育ての勉強会」に私が参加した時のことを思い出します。その時の講師の先生のお言葉です。

皆さんのお子さんたちが成人する頃、世界は大きな転換期を向かえます今は学校の勉強ができて一流大学に入り大企業に入ることがエリートといわれておりますが、その頃は心の健康な人がエリートといわれる時代になります。

・・・今、本当にその通りになってきている事に気づきます。
もう心の時代に入っているようです。
“子育て”、これはもしかすると人類最大の学習科目なのかもしれません。





この事を共有できる皆さまと結ばれます事を心より祈っております。
お読みいただきありがとうございます。